会長挨拶(令和2年度金石会長)

 本年は、年初からイラクと米国との緊張が高まっての経済不安。近年から続く世界規模の気候変動による大規模火災、地震、火山噴火、洪水が頻発しており、一昨年はここ高梁も大きな被害を受けました。また、追い打ちをかけるように新型コロナウイルス感染症が拡大し、大きな被害が出ています。
 岡山でも感染者が増加し、政府からの緊急事態宣言が発出し自粛要請もあり、国内経済にも甚大な被害が出始めております。高梁も例外ではなく、飲食業者や観光にも影響が出ているようです。先行きの見えない不安が広がっていますが、YEGとして一致団結し、この国難ともいうべき事態に対処して行きます。
 域経済の再生ですが、廃業される企業もありなかなか難しい問題ですが、YEGとしての誇りを持って、豊かで住みよい郷土づくりに貢献していきます。
 さて、本年度のスローガンに挙げた「百万一心」ですが、毛利元就の言葉です。元就と言えば「三矢の教え」が有名ですが、この百万一心、百の一画を抜いて一日、万を崩して一力、「一日一力一心」と読みます。 日を同じくし、力を同じくし、心を同じうにするということから、皆で力を合わせれば、何事も成し得るという意味です。 本年度は、難しい運営となるでしょうが、高梁YEGは青年経済人の育成と交流、会員間の親睦に力を入れて行きたいと思います。
 事態が落ち着きましたら、自己研鑚の場としてYEGの活動をし、自社の発展、創意と工夫のアイディアを持って地域経済の発展を実現したいと思います。
 

基本方針

 1.活力ある地域社会の実現に向けた取り組み 2.会員相互の親睦と交流、及び自己研鑚